幼稚園ってどんなところ?タイムスケジュールと幼稚園生活を充実させるコツ

こんにちは!子育てアドバイザーacoです。今回は幼稚園のタイムスケジュールと幼稚園生活を充実させるコツをお伝えします。これから子どもが幼稚園に通うママ、保育園からの転園を考えているママ必見です!

幼稚園ってどんなところ?

幼稚園は教育施設

保育園と幼稚園では、管轄や法律が違います。保育園は厚生労働省の管轄で「児童福祉施設」となり、保育士は国家資格です。幼稚園は文部科学省の管轄で「教育施設」という区分で、先生は「幼稚園教諭第一種または二種」の免許を取得しています。

私立幼稚園の保育内容は園ごとに特色がある

幼稚園では「健康 ・人間関係 ・ 環境 ・ 言葉 ・表現 」の領域ごとのねらいや目標に沿った内容の活動が行われています。園によって特色のある活動を行っていたり、力を入れている内容が異なっていたりして、自主性を大切にする園、一斉行動を重視する園など様々。方針によって、先生たちの子どもへの関わり方にも違いがあります。

幼稚園の保育時間&長期休み

幼稚園の保育時間は9時~14時の5時間程度です。春休み、夏休み、冬休みの長期休みがあります。延長保育が充実している幼稚園が多く、長期休み期間も預かり保育がある園も。子どもが園生活に慣れてきたら働くママも多いようです。

幼稚園生のタイムスケジュール

幼稚園生活のタイムスケジュールの一例を紹介します。

9:00頃〜 登園

親が送って行く、または園のバスを利用して登園します。

登園後は朝の会まで自由時間。園庭や教室で先生や園の友だちと遊んで過ごします。

■ 早朝保育

早朝保育を行っている幼稚園の場合は、7:30頃から早朝保育に行きます。

10:00頃〜 朝の会

それぞれの教室に入り出席カードにシールを貼ります。

みんな揃ったら朝の会をします。まずは「おはようございます」の挨拶をして、体調の確認をしたり、先生から1日の予定のお話があったり、年少の後半くらいから、当番活動を開始しみんなの前でお話する機会も。

10:30頃〜 主活動

主活動では子どもの発達を促すさまざまな遊び(カリキュラム)を行います。

また季節の行事などを行います。

遊び一例

外遊び、運動遊び、プール遊び、歌、合奏、お遊戯、製作、折り紙、集団遊び、野菜の栽培収穫体験など。

行事一例

七夕会、運動会、お遊戯会、クリスマス会、カルタ大会、節分会、お別れ会、観劇会、生活発表会など

11:40頃〜 昼食

お弁当や給食を食べます。

ランチョンマットやコップなどを準備し、給食の場合は協力しながら配膳を行ったりします。食事が終わったら歯磨きをして、午後の活動が始まるまで絵本や室内遊びをしてゆったりと過ごします。

13:00頃〜 自由時間 or 午後の活動

昼食後は、園庭や室内で自由に遊ぶ園も。

運動会や発表会前は練習を行ったり、夏はプールや水遊びをしたり、就学前は文字の練習をしたりと、時期や教育方針によっても内容が変わります。

13:45頃〜 帰りの会

帰りの会では紙芝居を見たり、本の読み聞かせや歌を歌ったりしてから、降園の準備をします。保護者への手紙を配ったり、明日の活動についてお話があったりします。みんな揃って「さようなら」の挨拶をして降園になります。

14:00頃~降園

親がお迎えに来たら降園します。

園のバス利用場合は、バスの時間まで自由時間となります。

15:00頃〜 延長保育や課外教室

延長保育や課外教室(習い事)利用する場合は、園に残って終了時間まで過ごします。

幼稚園生活を充実させるポイント

子どもの仲よしの友だちを知っておこう

友だちの性格は?親の雰囲気は?これから友だちと仲良くなり遊ぶ機会が増えるぶん、言い合いやトラブルもあります。子どもの話は主観的で、自分の感じていることだけを話します。それだけ聞いていると心配になってしまいますが、相手のことを知っていると様子が想像でき、不安が軽減します。降園後やお休みの日に、親が見守る中で子ども同士遊べるといいですね。

幼稚園の先生とコミュニケーションをとろう

先生には困ったことだけじゃなく、子どもの成長や嬉しかったことなども伝えてみてください。積極的にコミュニケーションをとることで、先生の考えや園での子どもの様子を知ることができます。先生にとってもその子への理解が深まり、より子どもの成長や発達、性格にあった対応をしてくれます。

幼稚園でのできごとを聞こう

子どもに毎日のできごとを聞いてみましょう。

「今日はどんな楽しいことがあった?」「この行事は何をしたの?」「あの作品完成した?」などなど。

親はアドバイスせず、子どもの感じていることをそのまま受け止めるだけでOK!楽しかったこともちょっぴりイヤだったことも親が受け止めてくれると安心して次の日も園に行けます。

幼稚園生活でのママの大切な役割

保育時間が短いので、保育園より幼稚園の方が大変そう…と思うかもしれませんが、親子での時間はあとから思い返すとかけがえのない時間となります。

園のあとに親子で過ごす時間が長い分、子どもの日々の成長や心の育ちを逃すことなく見守り、すぐそばで応援することができます。

幼稚園でいろいろなことに挑戦できるよう、家ではたっぷり甘えを受け止めることが親の大切な役割です。あっという間に過ぎてしまう育児期間の中で、親子で共有した時間はとても貴重で大切なものになりますよ。

もし園生活で不安なことがあればいつでもご相談ください。

お子さんとママにとって楽しい園生活になるよう応援しています!

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