1~2歳 歯磨きの時に泣き叫ぶ!歯磨きを嫌がる子への対応はどうしたらいい?

歯磨きを泣いて嫌がるお子さんのお悩みが多く聞かれます。毎日のことを「イヤー!!」と叫ばれると、大変ですよね。

今回は子育てアドバイザーacoが、1~2歳のお子さんの歯磨きの時のイヤイヤへの対応策をお伝えします。

歯磨きを嫌がる時のNG対応

歯磨きを嫌がる時、

・押さえつけて磨く

・「虫歯になるよ」と一生懸命に言い聞かせる

・強く叱って磨く

こんな対応をしていませんか?

これでは、ますます歯磨きが嫌いになってしまいます。それではどうしたらいいでしょうか。

歯磨きの必要性は言葉では伝わらない

小さな子どもは、「歯を磨かないと虫歯になる」いくら言って聞かせてもわかりません。

歯磨きの重要性よりも、

・口の中を触られる

・動きを止められる

という点から、歯磨きに対してつまらない&不快 という感情を抱きがちです。

自己主張できる年齢になると、それを嫌がるのは普通…というより健全なことかもしれません。

「歯磨きイヤ」⇒「歯磨き楽しい」にする工夫

泣き叫ぶほど嫌がるようになってしまった時には、まずは「歯磨きイヤ」から脱出する工夫が必要です。一度無理に歯磨きをするのをやめましょう。

おもちゃのひとつのように歯ブラシに親しむ

それではどうするかと言うと、まず子どもが自由に使っていい歯ブラシを用意します。心配であればシリコン製の赤ちゃん用歯ブラシを用意しても◎

そして自由に口に入れさせさせます。(この時、好きな歯磨き粉を用意すると喜ぶかもしれませんが、「おかわり!」をねだられる可能性もあるので、歯磨き粉はお子さんの様子次第で!)



舐めたり噛んだりしたいるだけで、磨けていなくても好きにさせておきましょう。子どもが、「歯磨きイヤ」という認識から、「歯磨きは身近なもの」と感じるようになるはずです。

子どもは大人のマネが大好き

そうして歯ブラシへの拒否反応がおさまったら、親の磨いてる姿を見せます。

そして「スッキリした~」「歯を磨くって気持ちいい!」など伝えます。

子どもは大人のマネが大好き!なので「やってみたい」と思うはずです。マネをするそぶりがあれば、自由に使わせます。

この時も上手に磨けていなくても、口出し不要です。

自分でできたことをほめる

大人のマネをするそぶりがあったら、「自分で歯磨きできたね」「大人みたい」と褒めましょう。

そして「どれくらい上手にできたかな?あ~して見せて」と口を開けるよう促すと、子どもは得意気に見せてくれるでしょう。

「すごい!ピッカピカ!」「もっと見せて~」と言いつつ、その隙に、ささっと仕上げ磨きをしてしまいましょう。

大好きな「大人のマネ」をしたら誉めてもらえる。これを定番化してしまえば、歯磨きは子どもにとってイヤなものではなくなります。ポイントは、子どもが自ら歯磨きをやりたくなるように促すことです。

歯磨きを嫌がるときの対応 アイデア集

それでも歯磨きが上手くできない…、マンネリ化してまた歯磨きを嫌がるようになった…という時のために他のアイデアもご紹介します。

歯ブラシ、どっちがいい?と選ばせる

2本~数種類の歯ブラシを用意して「どれがいい?」と選ばせます。自分で決めるとやらされているという思いが軽減し嫌がりにくいです。

数種類の歯磨き粉を用意して味を選ばせる

数種類の歯磨き粉の中から好きな味を選ばせるのもいいでしょう。「今日は何味にする?」「明日はぶどう味にしよう…」と歯磨きの時間が楽しみに感じるはず。

音楽をかけてノリノリで歯磨き

音楽に合わせて楽しく歯磨きもいいですね。某テレビ番組の歯磨きの歌を歌えば「仕上げはおかあさ~ん♪」と仕上げ磨きもバッチリです。他に人がいれば「仕上げは○○さ~ん♪」を日替わりにするのも◎。

歯磨きシートを活用する

歯ブラシへの拒否反応がひどいときは、歯磨きシートで親の指で優しく磨いてみるのもいいかもしれません。口腔内に触れられることに慣れることからスタートしましょう。歯磨きをせず眠ってしまった時のも重宝します。

仕上げ磨きの時だけタブレットやスマホ

普段スマホやタブレットを制限しているのなら、仕上げ磨きの時間だけ見ていいルールにするというのも手です。遊びの時間に映像に夢中になり、手や思考が止まってしまうのは困りますが、歯磨きの時間だけじっとしていてもらうのには有効かもしれません。

虫歯の絵本やお話を見る

ある程度言葉が通じるようになったら、虫歯に関する絵本やお話を見て、虫歯がどんなものか知ることも大切です。虫歯菌のイラストなどを一度見ておくと、歯磨きをする時に「バイキンやっつけよう!」といった親からの声かけをイメージしやすくなります。

子どもの自主性を大切に

いかがでしたか?自我がでてきたら、歯磨きを「させられるもの」から「自分でするもの」へと変えていくことが大切。子どもの自主性を大切にして「やってみたい」を引き出してくださいね。

そして親が完璧に歯磨きしなきゃ!と気をはり過ぎないことも大切。歯磨きの時間ずっと親が怖い顔をしていたら、子どもにとって楽しい時間ではなくなってしまいます。虫歯に気をつけながらも、楽しくコミュニケーションをとる時間になるといいですね。

他にもこんなアイデアがあるよ♪と言う方、コメントお持ちしています!

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