子どもが 習い事 をやめたいと言った時、親としてどうする?習い事をやめる基準は?

こんにちは!子育てアドバイザーacoです。

子どもが 習い事 をやめたいと言い出したら、親としてどうするのが正解か悩みますよね。

今回はうちの息子が8年間続けてきた空手をやめるに至った理由と、ママとしての私の気持ちを綴っていきます。

わが子にぴったりの 習い事

息子が空手をはじめたのは幼稚園入園前の3歳の時。

当時全く集団行動のできない自由人、いつだって自分のしたいことに一直線だった息子。

友達の誘いがあり空手の体験に行くと、なんと1時間の稽古に最後まで参加できてびっくり!

当時、スーパー戦隊(動物戦隊ジュウオウジャー)にドはまりしていたので、「戦いたい!強くなりたい!」と思っていたようです。本人の希望で空手を始めることになりました。

3歳は道場で最年少。

小学生〜大人と同じメニューを、自分なりにやろうとがんばる姿にすごくすごく感動しました。

(ああ、ぶかぶかの道着かわいかったなあ…。)

1度目の 習い事 をやめたい時期

やる気満々でがんばっていた息子ですが、5歳になる頃ついに気づいてしまいます。

「もしや、自分だけできていない!?」

それまでは、みんなと同じようにできているつもりで自身満々。

でも小さい子には難しい空手の型、どんなに練習しても全然覚えられず、筋肉や体幹もないのでフラフラ、上手くできません。

例えば、頭の前に拳をあげてビシッと止めて受けをする動作…最初の頃、息子は頭にコツンと拳がぶつかっていました。

(顔は真剣。うぅぅ、超絶かわいぃぃ〜)

年齢が上がると周りが見えてきて、自分ができないことを理解、当然試験も受けさせてもらえず、あとから入った年上の子に級を抜かされたりもしました。

そのため、どんどん自信をなくしていきました。そして「行きたくない」と言うようになってしまいました。

その時にしたのは、とにかく家で練習して「できた!」を増やすこと。パパも空手を始め家でも難しい形を教えてもらうようにしました。

習い事 をやめたい時期を乗り越えた

たまにご褒美で釣ったりもしつつなんとかそんな日々を続けていくと…6歳になる頃には、試験を受けられるレベルになり、後から始めた同い年の子と比べ、みるみる昇級!

体幹もとてもしっかりしていました。

すっかり自信を取り戻した息子。

毎回気合いたっぷりに稽古に向かうようになり、この頃には3時間の稽古にも進んで参加していました。

小さい頃からやっていた成果がでて、周りから褒められることが増え、先輩たちとも仲良しになり、空手が大好きになりました。

「行きたくない!」の波がある中、空手に連れて行くのは大変でしたが、あの時乗り越えてよかったなあと思っています 。

最初の道場は引っ越しで泣く泣くやめることになりましたが、新しい土地でまたすぐに空手をやりたがり近くに道場を見つけて入りました。

それから5年。コツコツ続けて来た甲斐あって黒帯(有段者)目前まできました!

2度目の 習い事 をやめたい時期

でも、ここ数年は、他にやりたいスポーツができてしまい、空手はいける範囲で行っていました。

そのスポーツでレギュラーをとると忙しさやプレッシャーも増え、空手はもうやめたいと言い出しました。

でも、私には空手をしていない息子が想像できません。

礼儀、体幹、記憶力、運動能力、年上の人とのコミュニケーション能力、姿勢の良さや身体の柔軟性。

息子のいいところを、たくさん空手が育ててくれました。

何より黒帯目前でやめるだなんてもったいない!と思ってしまうのです。

だから「ママは今まであなたのやりたいことをずっと応援してきた。でも空手だけは、今はイヤでも自分のためになるから。せめて黒帯取るまでやめないで。」

とお願いするように話しました。

それでなんとか続けてきたのですが、行きたくないという気持ちは変わりませんでした。

そしてついに、私も気持ちに整理をつけ

「どうしてもやめたいなら、自分で先生に話してね。」と言いました。

息子は他のスポーツに夢中になってしまったけれど、空手の先生や仲間、道場の雰囲気は大好きだったのでなかなか言い出せずにいましたが、先日ついにやめることを先生に伝えました。

先生は「いつでも遊びにおいで」と優しく言ってくださいました。

今月いっぱいで息子は帯を返し、もう道着を着ることもなくなります。

(うわ〜ん。寂しすぎる〜〜〜〜!!)

子どもに 習い事 をやめさせる私の基準

子どもに習い事をやめさせるかの私の判断基準は、「やめたい」と言いだした理由によります。

うちの子の場合、最初のやめたい理由はやりたいのに上手くできない悔しさから。

今回のやめたい理由は、習い事がやりたいことではなくなってしまったからでした。

その習い事は好きだけど、何らかの理由でやめたい、習い事を続けることで、その理由を克服できる兆しがあるなら、もう少しがんばってみよう!と続けることを勧めます。

でも、習い事自体に興味が持てなくなってしまったなら、続けていくのは難しいと思います。

習い事は、幼稚園や学校ですることよりもずっと専門的。

だから興味のあることや得意なことでなければ、苦痛になってしまうと思います。

親としては将来のため続けて欲しいという願いもあるかもしれませんが、苦手なことを頑張り続けるより、好きや得意を伸ばしていく方が、つられて伸びる力も大きいです。

子どもの時につけてあげたい自己肯定感を育てる上でも、親の願いより子どもの気持ちを大切にすることが必要です。

(⬆書きながら自分に言い聞かせる私です…。)

ずっと応援してきた習い事をやめてしまうのは、ママとして、とてもとても切ないことです。

けれど、ひとつ手放したら新しい何かが得られるはず。

空手をしていない息子も、まるっと認めて変わらず大好きでいたいなと思います。

ただただ私の切ない気持ちと体験談を吐き出すような投稿となってしまいましたが、少しでも子どもが習い事やめたいと言った時の対応のヒントのひとつになれば幸いです。

「子育て相談」では、習い事をやめる、やめないの判断のご相談やママの気持ちの整理のお手伝いもできますので、お気軽にご相談くださいね。

~子育て学び広場にこあいを応援してくれる方へお願い~

ホームページに表示される広告を1ポチッ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です