子どもの 習い事 の選び方!意外なポイント
子どもの 習い事 の選び方が知りたい!
実体験を元にした 習い事 の 選び方
たくさんの 習い事 がある中、子どもになにをさせたらいいか迷いますよね。
今回はいろいろな習い事のメリットデメリット、費用のことなど…「基本的なことはすでにリサーチ済!」というママやパパに向けて、
小学生2人のママである私がリアルに感じている習い事の選び方のポイントを、子どもたちが長く習い事をしてきた実体験と共にお話しします。
子どもの興味から 習い事 を選ぶと集中する
うちの息子が空手をはじめたのは3歳の時。一日中公園遊びに付き合っても体力の有り余る元気な男子に「誰か代わりに付き合ってくれ…」というのが正直な習い事をはじめる理由でした。笑
空手を選んだのは、息子が戦隊モノのヒーローが大好きで「強くなりたい!」という想いを持っていたからです。
じっとしていられないタイプの息子ですが、空手では1時間その場にいて問題なく参加するから本当にびっくりでした!
習い事は本人の「好きなこと」を選ぶのは、絶対条件だと感じています。
他にもやりたい事ができてしまい…!
それから7年間空手を続けてきているのですが、いろいろなことがありました。なんといっても一番の分岐点は、コロナ禍で学校が休校になった際に家族で見た伝説のアニメ「スラムダンク」に出会ったこと。
すっかり「バスケがしたいです!!」となってしまいました…。
そこから息子自らミニバスチームに入っているお友達に声を掛け見学に行き、あれよあれよと入ることになりました。
習い事の掛け持ちは大変になるとはわかっていましたが、息子のとんでもなくキラキラした目に、応援せずにはいられなかったのです。
そしてバスケが上達してくると練習日や試合に出ることが増え、だんだんと空手の稽古に出られる日が少なくなってしまいました。週3回欠かさず通っていたのが週1になり、ついには月に数回の参加になってしまうことも…。
指導者の人柄・考え方も重要
それでも空手はやめずにいます。続けてこれたのは、先生とのこんなやりとりがあったからです。
空手の稽古はバスケの基礎練にもつながっていて、細々とでも続けるメリットはたくさん感じられます。
でも「こんな状態では、熱心に教えてくださる空手の先生に失礼ではないか」と思うようになりました。
そこで先生に相談してみると「気にしなくて大丈夫です。」とあっさり。
「空手はいつでもできます。歳を取っても生涯できるスポーツなんです。」このようにおっしゃってくれました。だから、いつも第一線で励み続けなくても、本人のペースで取り組み、離れる時があっても構わないという考えとのことでした。
先生方は、試合出場を目指して熱心に取り組む子、運動不足解消のために来ている子、塾や他の習い事の掛け持ちをしている子、どんな子にもあたたかい態度で接してくださいます。
試合などで他の道場を見ていて、みんながこういう考えなわけではないと感じます。
とにかく試合に勝つことを一番の目標としている道場では、「習い事の掛け持ち」なんてとても許される雰囲気はありません。
もちろんゆるっとしすぎてなんの成長も感じられない習い事だと意味がないのですが、
その時に勝つこと、上手くなることだけが目標の習い事では、大切なことを見失ってしまうこともあると思います。
友達と遊ぶこと、家族の時間、その時にしかできない夢中になれること、学校生活との両立、子ども時代に経験して欲しい事はたくさんありますよね。
時には、そのための余白の時間を残しておくことも必要だと思います。
だから私は子どもたちが、「その時だけでなく、一生を見据えて関わってくれる先生」の元で空手を習えたことがとてもよかったと思っています。
習い事 で期待することはなんですか?
習い事を、上達するために努力する過程で、子どもになにを感じてなにを身につけて欲しいのか。
私の場合は、
空手では、「忍耐力、礼儀、度胸を付ける、柔軟性、体幹強化などができるといいな…」
バスケでは、「持久力、判断力、コミュニケーション能力、協調性、周りへの感謝・仲間を思いやることなどが身について欲しい…」
娘の習っているピアノでは、「毎日コツコツ練習を積み上げていくことや、表現する楽しさを知って欲しいな…」
そんな願いがあります。
勝ち負けや順位のある習い事では、勝つことだけが目標になってしまうと、期待していた部分が伸びなかったということもあります。その雰囲気やハードな練習についていけず、好きで始めたはずの習い事をイヤになってやめてしまう子もたくさんいますよね。
子どもが習い事をいい方に生かしていくには、なんの習い事をやらせるかだけではなく、子どもたちと関わる指導者がなにを目標としているかでも大きく変わっていくと思います。
だから私は 習い事 の 選び方 では「指導者の考え」も重視するといいと思います。
しっかりリサーチして後悔しない習い事選びをしよう
見学や体験の時に指導者とお話する時間が持てると思いますので、ママやパパの期待することと指導者の考えが合っているか、じっくり考えるといいと思います。
あとは、実際にその 習い事 をしている子どもの様子や保護者から話を聞くなどして、リサーチしてみてくださいね。
習い事がお子さんの今を充実させ、未来を明るくするものになりますように!