泥だんご作りって奥深い! 遊び の中に学びがある

自然の 遊び は子どもにとても大切! 遊び は学びの基礎びなると言われていますが、実際にどんな影響があるのでしょうか?今回は子育て学び広場にこあいサポーターのあおさん親子の体験談を紹介してもらいました。米作りと 泥だんご作り&競争 を通して学んだこととは…?

食べ物の大切さを学ぶ米作り体験

にこあいサポーターのあおです。

新緑が美しい時期になりましたね。自然が大好きな我が家は、今年度から米作りの体験に参加しています。

先日は田植えをして、慣れない姿勢に筋肉痛になりましたが(笑)、水面を吹き抜ける風の心地よさ、手作業で植えていく達成感など味わうことができました。

ひとつの苗で約1500粒の籾が実るとは初めて知りました!お茶碗一杯が約3000粒だから2本の苗でお茶碗一杯分のご飯になりますね。

普段食べているご飯も、食卓に上がるまでにたくさん手間暇かけられている…。子どもたちも大切に食べようと思ったのではないでしょうか。

知ってる? 泥だんご作りの奥深さ

さて、田植えの合間に行われた子どもたち「泥だんごレース」。

田んぼのアゼにある土を使って自前の泥だんごを作り、転がして誰が一番はやくゴールできるかを競う、名前の通り、いとも単純な 遊び でした。

みなさんのお子さんは泥だんごを作った経験はありますか?

とっても簡単そうですが実は奥が深いのです!

経験者のお子さんは土を選ぶところからこだわっていました。

水気があるやわらかい団子では最後まで崩れずに強い団子を作ることはできません。ある程度乾いた土を混ぜていい塩梅の硬さに仕上げるのがポイントです。

また大きい団子が重くて速く転がりそうですが、大きすぎると途中で割れてしまう可能性があります。実際には小さ目で硬いほうが転がりやすいようでした。

我が子が通っていた幼稚園は、”芯団子”と名付けられたかた~い団子を作る遊びがありました。息子は小学生になってからは砂場で遊ぶ機会がなくなって感が鈍ったのか一回戦敗退でした(泣)

決勝は、幼稚園でいつも経験している園児のお子さんや低学年のお子さんが揃いました。

素朴なお楽しみでしたが、きちんとトーナメント制で、最後には表彰式も行われ、ささやかな景品も出ました。レースを盛り上げた開催者さんの真剣さと熱量に惹かれ、親子で楽しませてもらいました。

単純な 遊び の中にこそある「学びの基礎」

この泥団子レースのように単純な遊びの中に、重さ、速さ、重力など様々な学びの要素があったように思います。

また、楽しく遊びながらだと自然と工夫したり挑戦しようという意欲が湧いてきますね。

みなさんもお子さんと一緒に、単純で素朴な遊びで楽しんで盛り上がってみてくださいね!

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