【体験談】きょうだいゲンカが止まらない!ママが実践した効果抜群の対応とご褒美作戦
子どもが複数いる家庭で避けられないのが きょうだいゲンカ(兄弟喧嘩)。
「毎日ケンカばかりでヘトヘト…」と悩むママは多いのではないでしょうか。
わが家も例外ではなく、小2の息子と年中の娘が日々ケンカ三昧。ところが、ある方法を取り入れたことでケンカがピタッと止まったのです。
今回は きょうだいゲンカが起こる理由、親が取るべき対応、そしてわが家で効果的だった “プチご褒美作戦” を紹介します。
※この記事は2020年(コロナ禍の登園自粛期間)にあんふぁんWebに掲載されたものを編集したものです。

きょうだいゲンカが起こるのは「素」になるから
うちの子たちの様子や、子どもの友達のママたちの話を聞いて感じるのは、学校や幼稚園では友達とケンカをすることがほとんどない子も、きょうだいとはケンカになることが多いということ。
それは家では、それぞれが「素」になっているからだと思います。
外では自分1人でできていることも、家では「ママやって~」と甘えてしまうのと同じで、外では友達に対して遠慮したり、ガマンできることも、きょうだいに対しては感情のままに行動してしまうようです。
そう考えると、いつも外でがんばっている子どもたち、きょうだいゲンカはおおらかに受け止めてあげたいところ。
理想的な親の対応は、双方の話をしっかり聞くこと
わが家できょうだいゲンカが起きた場合、基本的には自分たちで解決してもらいたいと思い、できるだけ介入しないようにしています。
私が止めに入るのは「お兄ちゃんがぶった~」と娘が泣きついてくるタイミングが多いです。
その時に気をつけているのは、一方的に息子を悪者にしないこと。
泣かせた方が悪い、叩いた方が悪い、というように親がジャッジしてしまうと、不満が解消されず、ストレスからさらにケンカが増えてしまいます。
そこで、どうしてそうしてしまったのか、双方から話を聞くようにしています。
そして、「そうだったの、それはイヤだったね」と、どちらの気持ちにも共感してあげることで、子どもたちもお互いに相手の立場になり、気持ちを知ることができます。
忙しい時には明るくピッピー!ポッポー!
しかし、理想的な対応をいつもできるわけではなく、実際は繰り返されるきょうだいゲンカに、「いいかげんにしなさーい!」とイライラしてしまうことが多々あります。
特に手が離せない時にケンカが起きると、双方から話を聞いて…などしている時間はとれません。
うちでは夕飯作りの忙しい時間にケンカが起きがちで、困っていました。
ある日、いつものように子どもたちが言い合いになりかけたので、咄嗟に私が大声で「ピッピー! そこまで!」と叫びました。
すると驚いて顔を見合わせた子どもたち。「ママ何言ってるの~」「ピッピーって笛の音? ヘンなの~」と笑ってケンカは終わったのでした。
それからは、「ポッポー!」と言ったり「ブッブー!」と言ったり。子どもたちが思わずふき出しそうな音をチョイスしてキッチンからケンカを止めています(笑)。
お互いにちょっとしたことが譲れず、意地になってしまっているだけなので、気をそらすだけでも効果抜群。
自分が手が離せない時の奥の手として、険悪になる前に明るく止めてしまうのもありだと思いました。
一日中絶えないケンカにママの心が折れる…
それでも外出自粛・休校休園が長引き、退屈な日々が続くと、ケンカが一日中絶えず起きるように。私にとってそれは大きなストレスでした。
夜にはぐったりで、いつもは子どもたちと添い寝をしているのですが、くっつかれるだけでイライラするように。
そこで子どもたちに、「ケンカばかりするから、一緒に寝たくない」と素直に話をしました。
「そんなのイヤだ!」と大ブーイングでしたが、私は「ママは、〇〇(息子)を叩く子とも、〇〇(娘)を叩く子とも、一緒に寝たくないんだよ。今日は絶対に一緒に寝ない」と言い張りました。
すると子どもたちは「ケンカしなかったら一緒に寝てくれるの? 明日は絶対しない!」と言い出しました。
プチご褒美でケンカがピタッと
そうは言ってもどうせケンカするんだろうなと思いつつ、「じゃあ明日、ケンカが3回までだったら、一緒に寝るって約束ね」「わかった、ケンカは3ポイントまでね」と言って約束し、その日は別々に眠りました。
そして、翌日。驚くことにケンカがピタっとなくなったのです。
いつものように言い合いになると、「あ! ケンカの1ポイントがついちゃう!」と息子が気づき、娘も「そうだった!」と言って仲直りするのです。
うっかり手が出てしまっても「今のは違う違う!」「ね!」と言い合ってケンカが続くことはなく、結局夜まで仲良く過ごしました。
前日までいくら「ケンカしないで!」「いいかげんにしなさい!」と叱っても効果がなかったのに、びっくりです。
今までは当たり前だった添い寝が、ケンカをしなかったご褒美のようになり、「今日はケンカが0ポイントだよ! 寝る時ぎゅう~ってしてね」と大喜びするようになりました。
ママの負担を減らし、家族の笑顔を最優先に
私は普段「ケンカをすることで、相手との関わり方を学んでいくもの」と思っています。
それを考えると、ご褒美のためにガマンして、きょうだいにやさしくするのは、決していいことではないとも思います。
しかし長期休みの今は、ずっと家にいるので、外でがんばらなきゃいけない時間がない状況。
プチご褒美のおかげで、ケンカをしないことが「兄妹、2人で力を合わせて頑張ること」に変わったことはよかったと思っています。
プチご褒美は、ケンカしなかったら、「夕飯は子どもの好きなメニューにする」「おやつを一品プラス」などちょっとしたことでも充分。
他にも、ポイントカードを作ってご褒美シールをためていくのも楽しそうです。高価なオモチャなどでなくても、ケンカにならないようにがんばるきっかけ作りになればいいのです。
わが家でも寝る前の「ぎゅう」がマンネリになってきたら、プチご褒美の内容を変えて、子どもたちのケンカが少ない状況を今後もキープしていけたらいいなと思っています。
きょうだいゲンカはママにとってストレスは大きいもの。
負担の多い長期休みは、できる限りママの負担を減らし、家族の笑顔を最優先に、少しいつもの育児と考え方を変えてみるのもいいのではないでしょうか。私も引き続き工夫して、楽しいお家時間を過ごしていきたいと思います。
まとめ
・きょうだいゲンカは安心できる家庭だからこそ起こる
・親は一方的にジャッジせず、双方の気持ちに共感する
・忙しいときはユーモアで気をそらすのも有効
・ご褒美ポイント制で仲良しきょうだいに
・ママのストレスを減らし、家族の笑顔を最優先に


