毎朝大泣き!幼稚園を嫌がるのは育て方のせい?登園渋り克服のポイント

こんにちは子育てアドバイザーのacoです。新入園のお子さんたち、入園おめでとうございます!

入園の時期には登園渋りをする子が多く、先生に抱えられて大泣きで登園している子のママは胸が締め付けられる思いをしていることでしょう。そんな時、泣かずに笑顔で手を振っている子どもを見ると、うちの子はママと離れる練習不足だった?育て方がわるかったのかな?と不安になってしまうママもいるかもしれません。

今回は、入園したばかりの登園渋りに悩むママへお伝えしたいことと、克服のポイント4つをご紹介します。

子どもの登園渋りは育て方のせいじゃない

まず、子どもは親が自立させるのではなく、自分で自立していくということをしっておきましょう。

安心タンクが満タンになったら、自分から親のそばを離れていきます。

安心タンクの大きさはそれぞれ。満タンになるタイミングもそれぞれ。そろってみんな4月に満タンになるのは不自然なことですよね。だから中には、心の準備が整わないまま入園の日を迎える子もいます。

つらいなら気持ちを出して泣いていいんです。ママや先生に自己主張ができるのも大切なこと。この時期、つらい気持ちを我慢して泣かずに登園すると、後々登園を嫌がることも多いです。

登園渋りには「心の栄養」の補充が必要!

今登園渋りをしている子どもは、自分にとってイヤなことと闘っているのですから「心の栄養」の補充が必要です。「心の栄養」はママの愛情。帰ってきたら、たくさん抱きしめて、たくさん話を聞いてあげて、たくさん関わってあげてください。新年度は、ちょっぴりわがままになったり、赤ちゃん返りのようになる子も多いですが、それほどがんばっていると受け止めてあげてください。

その安心感が、新しい生活を頑張るパワーになります。

新入園児の登園渋り克服 ポイント4つ

入園したばかりの子どもの登園渋り克服に向けて、お家でできることを4つお伝えしていきます。

①離れてもママはあなたを思っているよと伝える

園に行っている時間も、ママはあなたのことを考えているという事を伝えると子どもは安心します。特に下にきょうだいがいる子は、自分が園に行っている間、きょうだいにママを取られていることを気にしているかもしれません。

園に聞いて可能なら、子どものお気に入りのぬいぐるみやタオルなど持たせて、「寂しくなったらこれをぎゅってしてね」と伝えるのも◎。

②泣いても園に連れて行く

子どもが園に慣れていない時に、「今日は泣いているから休ませる」を繰り返すと、「泣いたら行かなくていいんだ!」と思ってしまいます。

園生活にある程度慣れてから、なにか園で具体的にイヤなことがあるときは、お家でゆったり過ごす日やじっくり話を聞いてあげる時間を持つことも必要かもしれません。でも新入園のころは、何もかもが不安な時期。とにかく園に行ってみて、たくさんの楽しい遊びがあることを知ることが必要です。先生はプロなので信頼して、子どもが泣いていても潔くお任せしましょう。

③信頼できる先生を見つける

ママ以外の大人を信頼できるようになることで、安心して園に行くことができます。まずはベテランの主任や園長先生、担任の先生、泣いている子を担当する補助の先生など、1人の先生との信頼関係を作ることからはじめましょう。

大泣きしていてクラスでは過ごせず、事務所で過ごす場合、早くみんなと一緒に過ごして欲しいと焦ってしまうかもしれません。けれど、まず事務所にいる先生にじっくり遊んでもらうことは、ママ以外の大人を信頼する上で大切なステップです。

④ママがいなくてもできる自信をつける

ママと離れたくない=困った時に助けてくれる人がいなくて不安

と思っている子もいるでしょう。

園で過ごす時間はもちろんですが、お家でも「ママの助けがなくてもできた!」という経験を積み重ねて行くことが大切です。

突き放して自分でやらせるのではなく、子どもがやろうとしていることに親が手や口をださないようにするだけで大丈夫です。

小さなことでもかまいません。自分でできたときには「1人でできたね!」「やったね!」と声を掛けてあげると、自信がついていきます。

ママもつらい登園渋り、しっかり息抜きを

「ママーーーー!」と叫ぶわが子と離れる時間はとてもつらいですよね。けれど、ずっと続くわけではありません。信頼できる先生、楽しい遊び、大好きな友達を見つけたら、笑顔で手を振って登園するようになるでしょう。ママも息抜きをしながらこの時期を乗り越えていきましょう。

子育て相談を利用することで、気持ちがラクになることもあります。味方になってくれるはずの、先生や園の対応にモヤモヤする…という場合もあるかもしれません。

子育て相談では、アドバイザーが一緒にお子さんにとって一番の対応を考えていきます。決して1人でがんばらないでくださいね。

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