胎内記憶をもつ子はたくさんいる!?みんな選ばれた最高のママ
毎日の育児、楽しいこともいっぱいですが、うまくいかないことも多く、イライラしてつい怒鳴ってしまったり、つい他人と比べてしまったり…。子どもの寝顔を見ながら自己嫌悪に陥ることもありますよね。
今回は私が落ち込んだときやつらいときに支えにしているエピソードとそれに関連する映画を紹介します。
3歳の息子が語る「お空でママを探していた」という話
息子が3歳になり、おしゃべりが上手になりはじめた頃、こんなことを教えてくれました。それは私のお腹に入る前の話。
「お空の上でふわふわ飛んでいたら、ママを見つけて、シュッてお腹に入ったの!」
この年齢ではありがちな空想の話かな? と思いながらも、寝る前の時間に数日かけて少しずつ息子の話を聞いていくと、その内容は…
”最初は、おばあちゃんのお腹に入ったけれど、まだ早いと思ってお空に戻った。それからずっとよいママを探していたけど見つからず、何年も遊んでいた。あるとき、ママを見つけて、「前のママの子どもが大きくなったんだ!優しそうだな~」と思い、急いでお腹に入った。その時13人の子どもがママのお腹に入るために並んでいたけれど、全員抜かしてしまった。その列の一番前は妹だった”と。
驚くことに、実際に私の母は私を出産する前に流産の経験がありました。また、慌てんぼうですばしっこい息子が、列を抜かす姿が目に浮かび、なんだか本当のように感じてしまいました。
娘の話す「空の上のできごと」とは
さらに、最近3歳になった娘もこんなことを言い出しました。
「空の上でお兄ちゃんにドンって押されて転んだの。お兄ちゃんに、またねーっ!て言われた」。そして「お腹に入るまで、ずっと1人ぼっちで待ってたの」と、なんとポロポロ涙をこぼしながら。
娘の話によると、”列になっていたほかの11人は息子の誕生後はいなくなってしまい、自分だけは変わらず待っていた”とのことでした。それを聞いて、普段から姉御気質の娘の性格に「本当はお姉さんだったのね」と納得してしまいました(笑)。
産まれる前の記憶を持つ子はたくさんいる
そんな、わが子のお空の上の話を楽しくも半信半疑で聞いていた私でしたが、ある時「かみさまとのやくそく」という映画を見てびっくり!
「かみさまとのやくそく」は胎内記憶を持つ子どもと研究者のドキュメンタリー。全国各地で自主上映されている作品です。
胎内記憶とは「母親のお腹の中にいたときの記憶」のこと。細かくは、陣痛から誕生までの「誕生記憶」、お腹に来る以前の「中間生記憶」などにも分けられますが、一般的には「産まれる前の記憶」を総括して「胎内記憶」と呼んでいるそうです。
その映画の中で「空からママを探していた」「流産した子は優先的に入れる」など息子の話と一致する話がありました。
映画には「すべての子どもに胎内記憶があるわけではないけれど、みんなママを自ら選んで、そのママを幸せにするため(人の役に立つため)に産まれてくる」というメッセージが込められていました。
私は、本当にわが子たちがたくさんのママから自分を選んで来てくれたのであれば、こんなうれしいことはないと思いました。映画が気になる方はホームページをチェックしてみてくださいね。
みんな選ばれた最高のママ
その映画によると、約3割の子が胎内記憶を持つと言われているので、「どうしてママのお腹にきたの?」「お腹の中はどんなふうだった?」など子どもに聞いてみると話してくれることがあるかもしれませんね。
子育ては、本当に大変で、思いどおりにいかないことも多々あります。自分自身の対応に落ち込んで、「こんなママでごめんね」と思うことは、誰しもあるのではないでしょうか。
そんなときに、私はわが子が空の上から自分を探して見つけて来てくれたことを思い浮かべるようにしています。そうすると、完璧なママじゃなくても、そのままの自分で大丈夫と思えるのです。また、子どもは自分を幸せにするために来てくれた!と思えたら、わが子をもっと愛しく感じることができると思います。
すてきな話ですね!映画も見てみたいです。子育てで悩むことも多いけれど、この話を聞いて、親も子も一緒に進んでいけたらな、って思えました。ありがとうございます!
私も「かみさまとのやくそく」を見たことがあります。見終わった後は本当に我が子が愛おしくなりますし、私のところに来てくれてありがとうという気持ちになります。子育て中のママ、妊娠中のプレママ、もちろんパパ達にも見てもらいたいです。
私もすてきな話だと思いました!