子育てストレスMAXを救ったのは手書きの育児日記

あっという間に過ぎてしまうわが子のかわいい時期。みなさんはどのように記録を残していますか?
動画や画像、SNSへの投稿など便利で手軽な方法が多くありますが、私はそれに加えて、あえて手書きでイラストメモや日記を残しています。その理由は…。
今回は私が子育て日記を手書きで残すワケをお伝えします。

手書き子育て日記のメリットは2つ

子育て日記をあえて手書きにするメリットの1つ目は、誰の目も気にせず子育てのグチや弱音を書けるのでストレス発散になること。
なぐり書きだったり、丁寧に書いていたり、字体からもその時の感情が丸ごと感じられるような貴重な瞬間を残すことができます。
2つ目はノートを見返して、子どもの成長を実感し、一緒に笑いあえること。また、大変な時期を乗り越えてきたことを実感し、私自身の自己肯定感もアップします。

きっかけは子育てストレスがMAXだったこと!

私は、子どもが産まれる以前からSNSを利用していました。そのため、第一子を出産した報告をSNSにアップし、それから子どもが成長した時、お出かけしたことなど、育児の中で楽しかった瞬間の記録を時々アップするようになりました。
それはそれでよかったのですが…。
育児は楽しいことばかりではなく、子どもが動き回るころには、やることなすこと邪魔されて自分の思うように行動できず、フラストレーションがたまることも。
行動範囲も狭まり、楽しかったことやお出かけしたという投稿をすることは少なくなっていきました。
そんな時、レシピを書きためていたノートに、ふと描いたのがこのイラストでした。

当時息子は、ことあるごとに寝そべって激しく泣き、少しでも放っておくとずり上がるように進んで行き、壁に頭をぶつけてしまい、毎回急いでなだめることがとても大変でした。
こんなことが1日に何度もあるため、すでにつかまり立ちをしているのに、後頭部は毛がすれてツルツルでした(笑)。
日々対応に追われてストレスMAXでしたが、このイラストを描いて客観的に見てみると、くすっと笑っている自分がいました。

みんなが見るものではないからグチや弱音も書ける

それから思い立った時に、大変なことを感情のままに絵や文章で残すように。
SNSは他人とのコミュニケーションの場、自分をよく見せようという意識があるため、いい部分しか書けずにいましたが、自分しか読まないものには、悩みというほどのことでもない、育児のグチや弱音を書いていくことができます。
絵や文章に残すことでストレス発散になり、その場はすごくイライラしたことも客観的に見てみると、大したことじゃないと思うことができました。
写真や動画も子どもの機嫌のいい時はたくさん撮影していますが、大変な瞬間は写すことができないので、貴重な記録になっています。

子どもと一緒に振り返るとほっこり

この子育ての苦労がつまった日記には、こんな利用方法があります。
例えば、息子が「ボクより妹の方がママから手をかけてもらっている」といじけ気味の時。
先ほどの反り返って泣くイラストを見せたり、日記に書かれている息子と一緒に過ごしたエピソードをいくつか話しました。
イラストには大笑いですが、エピソードを聞いているうちに、恥ずかしそうにしながらも、これまでたくさん手をかけてもらったことが分かったようで、「ママ~ありがとう」と満足そうに言ってくれました。

また、娘はイヤイヤ期から抜けたばかりなのですが、イヤイヤ期真っ盛りのころのこのイラストを見せると、「本当にこんな顔してたの?!もうできないよ~」と、顔マネをして照れ笑いしていました。
今でも育児の中で大変なことは多々ありますが、こんなにグズることはすっかりなくなったので、子どもの成長を実感し、私自身もこの時期を乗り越えてきたことを誇らしく感じることができました。

気軽に適当に書きためればOK

1冊のお気に入りの日記帳があれば、日記をつけるモチベーションが保てると思います。100円ショップに1ページに2日分書き込める日記帳が売っていたので、私はそれを購入しました。
しかし、もともとおおざっぱな性格のため、毎日コツコツ書くのは苦手。「家族が順番に熱を出した」「夏休み中、ずっと子どもと一緒でイライラネタ満載」など、長い文章を書きたい時には日記帳を使いますが、ちょっとしたことはスケジュール帳のスミに書き込んだり、レシピノートに落書きのように描いてみたり。

息子が保育園に通っていたころは、毎日の先生とのやりとりをする連絡帳に、息子の行動で困ったこと、笑ったことなど、逃さないように書いていました。そのためその間の日記は一切ありません。

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このように、気軽に適当に、ゆる~く続けてきている手書きの子育て日記ですが、読み返すと意外と忘れてしまっていたことが多く、日記を読まなければ思い出すことができないことも。
書きためてきて本当によかったと思っています。
今は大変なことも、後になってみればかけがえのない思い出になります。これからも日記を続けて、子どもたちが思春期を迎えた時、大人になった時、親になった時など、小さなころの話ができたらいいなと思います。
手書きの子育て日記はとってもおススメです! ぜひ気軽に書いてみてくださいね。

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