6年間子どもが飽きずに遊んだ3つのおもちゃを発表します
子どもに新しいおもちゃを買ってもすぐ飽きてしまう…なんてことはありませんか?
今回は、現在小学1年生の息子と4歳の娘のために購入してきたおもちゃの中から、「これは買って正解!」の長く使えるわが家のベストおもちゃ3選を紹介します。
※この記事は2019年あんふぁんWebに掲載されていたものです。
図形感覚が養える「マグフォーマー」
ボーネルンド社の「マグフォーマー」は、三角、四角、さまざまな図形のマグネットのおもちゃ。平面、立体、と発想豊かに作ることができ遊びながら図形感覚が養えます。他のブロックとは違って、ピースをはめる必要がないため、ひらめいたらすぐ繋げたり、壊したりできるのがポイントです。
最初に「マグフォーマー」がやってきたのは、息子が2歳前のクリスマス。
1歳~2歳では車が作れる1番少ないセットを与え、くっつけたり、並べたり、親が作った車を走らせて遊んでいました。またこの年齢は崩すのも大好き! 磁石ならではの感覚で、ぐしゃっと潰れるところがお気に入りでした。ママが料理中はキッチンに来て、冷蔵庫に貼って遊ぶことも。
だんだんと付属の図面に合わせて三角、四角を並べられるようになり、立体を作り始めた3歳のクリスマスには、妹と一緒に使うということもあり、大容量のセットを購入しました。
それから図面通りに作ったり、オリジナル作品を作ったり、年齢に合わせて高度な作品を作れるように!
小1の現在は、こんな大作をわずか5分程度で作るようになり、来客時には「見て見て~」と得意気に披露しています(笑)。
小学校で立体図形の勉強が始まった頃にも活躍しそうです。
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水の力を学ぶ「アクアプレイ」
同じくボーネルンド社の「アクアプレイ」は水遊びのおもちゃ。
ハンドルを回して水の流れの力で船を動かしたり、ポンプで水を貯めて一気に流すことで船が進むという運河の仕組みを学ぶことができます。
色々な仕掛けがあり、連結して大人数で遊ぶこともできます。セットで購入すると1万円以上と、水遊びおもちゃの中では高額ですが、成長とともに遊び方が変わって長く使えるのでコスパは決して悪くないと思います。コンパクトなものを選べばベランダやお風呂場でも遊べますよ。
息子3歳、娘1歳前の夏に購入したときは、息子は船や車を手で動かしたり、ハンドルを回して船が進むことにも喜んでいました。娘は座ってパシャパシャ水遊びを楽しんでいました。
次の年の夏には、付属のポンプで水を汲みあげるのが楽しくなり、きょうだいで取り合いに! 家にあった水汲み用のカップや、船、人形をプラスして遊ぶとケンカになることなく遊べました。
次の年、5歳になった息子は少しずつ運河の仕組みを考えだし、現在は友達や妹に「ここをせき止めてから、水を汲み上げて…」と解説しています。夏だけという期間限定で出すため新鮮さもあり、まだまだ使えそうです!
女の子もハマる「プラレール」
男の子に大人気の電車やレール、駅などがセットになったタカラトミーの「プラレール」。
わが家では息子が1歳過ぎに1本の電車と単品のレールを購入。
その後、成長とともに大型セットやレールを増やしたり、その時マイブームの電車や新幹線を買い足していきました。
プラレールは、最初は大人がレールを組み立てなくてはいけないので大変なのですが、だんだんと子どもがレールを組み立てるようになります。少しずつコースが広がっていき、立体パーツを組み合わせられるようになり、そこに駅や踏切を追加したりと、楽しみが広がります。
「プラレール」は、男の子のおもちゃというイメージがあったのですが、兄が楽しんでいる姿を見て育った妹も、興味津々! パズル感覚でレールを組み立てています。
また電池の具合や元々の設定で電車ごとに速さが違うので、兄妹で競争してみたり、衝突させてみたり(笑)。ぶつからないよう駅で停めたりと、工夫して遊ぶ姿も。
ほかにも「この電車はどこの県を走ってる?」と興味を持ち、一緒に調べることも。「プラレール」は、さまざまな刺激を与えてくれるおもちゃだと思います。
子どもが主役になれるおもちゃ選び
テレビゲームなど刺激の強いおもちゃは子どもの反応はよいと思いますが、受け身になりがちですよね。
今回紹介した3つおもちゃは、どれもその子ならではの発想や気づきを生かして遊べるもの。子ども自身が主役になり工夫できるおもちゃであれば、年齢に応じて使い方を変えながら長く遊べるのでおすすめです。