子どもに 黙食・ マスク をさせるのは何のため?
「withコロナで成長していく子どもたちに私たちが大人ができること」オンライン座談会に参加しました。
私がこの座談会に参加したのは…
長引く感染症対策での子どもたちの育ちを心配に思っていたからです。
うちの子たちも実際に、外していい場面でもマスクを外せなくなった、給食がおいしくない・つまらない、集団遊びができない(知らない)マスクが唾液で濡れている友達を苦手になってしまった…など気になる様子が見られます。周りでは、不登校の子も増えてきました。
これまで1人でなんとなくモヤモヤを抱えていたのですが、この座談会を知り、真剣に向き合う場、詳しい情報を知る場があることを嬉しく思い参加することにしました。
withコロナで成長していく子どもたちに…学んだこと
座談会では、厚生労働省がだしているデータ等を見ながら、今している感染症対策は本当に必要なのかを考えていきました。
学んだことの一部を紹介します。
そもそもコロナの危険性はどれほどのものなのか。
2021年のコロナによる死者数は、1位のがんなどの悪性新生物と比べてみると10分の1以下と言われています。
重症化することは少ないコロナの実態が少しずつわかってきた今も…
子どもが毎日黙食をしている中、大人は会話をしながら食事をしています。
子どもがマスクをしての行事参加をしている中、テレビの中の大人はマスクなしで演奏や芝居をしています。
子どもが距離を取って体育の授業をしている中、密になる大規模なスポーツ競技が開催されています。
周りの大人がマスクをつけることで、小さな子供たちは、感情の読み取り、言語の発達、咀嚼力の育ちに影響がでます。
マスクをし続けることで、やる気や集中力の低下、息苦しさ、頭痛などを訴える子もいます。
皮膚疾患が起きても我慢し続けている人がたくさんいます。
マスクを、1日中使うことで不衛生になっていることもあります。
マスクをするのは何のため?
それでもマスクをするのが当たり前の日常…。
世の中みんなマスクを着けているのに、感染者数は減ったり増えたり。それは、マスクだけではウィルスは防ぎきれないからではないのか。
マスクをしない子は、「非常識」と言われるようになってしまいました。
「外していいよ」と言われても、マスクをしないことに抵抗を持つようになった子どもたち。
今、子どもたちの教育現場でしている感染症対策は…
世間体 > 子どもの健康のため
になってしまっているのではないか。
私たちは本当にウイルスが怖くてマスクをしているの?それとも周りの目が怖くてしているのか…。
立ち止まって考える必要があるのではないでしょうか。
子どもの未来ために 自ら行動を起こしている人がいる
座談会の最後に、「みんながしているからするのではなく自分で考えていくこと・自分なりに情報を集めて判断していくことが大切」とおっしゃっていたことがとても印象的でした。
主催の方は、これまでにも学校や教育委員会に、厚生労働省では、児童への一律にマスクの直用を求めていないこと、過剰な感染症対策による子どもの育ちへの影響について訴え、意見を出してきたそうです。
現在は、全国に横のつながりを作り、子どものマスクや黙食について、国に緩和を求めて意見書や請願書の提出に向けて動いています。
詳しくはこちら SMILE WAVE ~ official~
子どもの 黙食・マスク を終わりにしたい!
私は今まで、毎日耳に入ってくるメディアが取り上げる不安を煽るような情報を元に、周りの様子を見て行動をしていました。でも、「なにかおかしい」とモヤモヤとした気持ちを抱えていて…。
子どもの楽しい日常を奪わないために 家庭で小さくできることはしていたんですよね。
例えば
・家での食事は楽しく会話をしながら食べる
・少人数の友達で家に集まって遊ぶ時間を取る
・親しい人とはマスクを外して会話する
そのようにしていたのは、食事中会話しても家で友達と遊んでもマスクを外しても、コロナ感染に直結すると思ってはいない、でも「世間に非難されたくない」という想いがあったからなんです…。
情けないことですが、これって私だけではないのではないでしょうか?
そんな私でも、一歩踏み出し今回の座談会に参加したことでたくさんの情報が得られました。ここから自分で考え、自分の行動を決めること、それを人に伝えていくこともできます。
主になって動くことができない人も、先頭に立って戦っている人たちをそっと支えることならできるかもしれません。たくさんの人が支えたら大きな力になりますよね。よくわからないから向き合わなくていいのではなく、自分にもできることを何か一つでもしていきたいと思っています。
マスクを外しての会話 わかったこと
座談会に参加してから私は、今まで口に出さずにいた「マスクをやめたい」ということを、周りの人に話すようになりました。すると「同じこと思ってた!」という人がほとんど。
コロナ禍で出会った人と、はじめてお互いのマスクを外した顔を見ながら会話することもできたんです。
不思議なことに、相手の顔いっぱいの笑顔が見られると、「自分の話を受け入れてくれた」と感じて、今までよりも安心感が持てました。その方への親しみもグッとUPし、一気に距離が縮まったと感じました。
言葉を獲得していく過程にいる子どもたちにとっては、表情による情報がないコミュニケーションはもっと難しいはずです。周りの人への信頼感が育ちにくい環境まま大人になってしまうのは、あまりにかわいそうだと思います。
子どもの未来を守るために大人がすべきことは
ネット上にはいろいろな情報が飛び交っていて、なにが真実かわからなくなることもあります。
でも、子どもたちの大切な今を見過ごさないようにしたいです。
先生や友達の笑顔を見れない
人との触れ合いが少ない
給食の黙食
集団遊びの経験の欠落
様々な心身の不調
子どもたちの成長に、影響がないはずないです。
子どもたちを守るためにどうすべきか、大人はしっかり向き合っていかなくてはいけないと思います。