絶叫しハマる子どもたち!冬の公園で虫探し!落ち葉クッション

寒い冬。過ごしやすい季節と比べ親子で公園にでる機会が減ってしまいますよね。木がたくさん生えていて、自然の多い公園は日陰になりがちということもあり、なんだかがらんとして寂しい様子…。
でもそんな公園には、実は冬だからこそ楽しいことがあるんです! 筆者が保育士時代に子どもたちと楽しみ、今はわが子とも楽しんでいる自然の中の遊びを紹介します。

※この記事は2018年あんふぁんWebに掲載されていたものです。

この実はどの木?

公園には秋から冬にかけて松ぼっくりやどんぐり、銀杏、栗など様々な木の実が落ちています。木の実や落ち葉を拾い集めたり、それを砂場でままごと遊びに利用したりするのは定番です。
砂のお団子にどんぐりを入れたり、砂に赤い木の実をトッピングしたりして楽しみます。娘は、松の葉をロウソクに見立てて砂のケーキに立て、バースデイソングを歌い「ふーっ!!」と吹くという誕生日会ごっこも大好きです。

そしてもうひとつ人気なのが、「その実や葉がどの木から落ちたものなのかを観察すること」。「どんぐりの葉っぱってこんな形なんだ!」「このトゲトゲの葉は松ぼっくりの木!」など、子どもの好奇心、探求心を刺激します。親に知識がなくても、もちろん大丈夫。一緒に見て考え、楽しむ姿勢が大切です。

木の枝で根元を掘り返してみると…

冬場は夏に比べ虫の少ない季節ですが、実はいるのです。用意するのは木の枝1本。それを使って木の根元を掘ってみましょう。
すると…出ます出ます! ダンゴムシの大軍!! 正直に言うと、私としては気持ち悪いのですが、これが子どもたちには大人気! 虫が苦手な子もたくさん出てくることが嬉しくて、ハマります。
筆者の娘は「キャーッ!!」と絶叫しながらも何度も何度も掘って楽しんでいました。虫が大好きな息子は「せっかくみんなで暖まってたのに、ごめんごめん」と見つけた後そっと落ち葉をかけ直していました。他にも石の下などにハサミムシやてんとう虫などいろいろな虫が隠れています。どんな場所にどんな虫がいるか、親子で話し合いながら探すと楽しいですよ。

落ち葉クッションへジャンプ!

木のたくさんある公園にはたくさんの落ち葉があります。その上を踏んで歩くだけでも楽しいですが、山になるほどかき集め、クッションのようにしたら、そこへジャンプ!
さらには親子で落ち葉を両手いっぱいに持ち、葉っぱを「1、2の3!」で投げてみましょう。ヒラヒラ舞うたくさんの落ち葉に大喜び! 汚れてもいい服装で思いっきり楽しみましょう。
そんな遊びを通して、緑の葉っぱ、黄色の葉っぱ、茶色の葉っぱ、赤い葉っぱがあることに気づいたり、それはなぜかを考えてみたりするのもいいですね。

防寒対策をして大人も一緒に楽しもう

 

 自然の遊びは苦手…というママは、ぜひいつも一緒に遊んでいる、友達を誘ってみてください。子どもは遊びの天才! と言われているように、自分で遊びを見つけますが、友達と一緒なら楽しさ倍増! 木の枝で基地を作ったり落ち葉のソファーを作ったり、友達とアイデアを出し合ってさらに遊びを広げていきます。

ママ同士も、その様子を見ながら話をしたり、新たな子どもの一面を見ることができたり、スマホで撮影をしたりと、楽しく過ごせるはずです。
冷え性の筆者はダウンコートの下にカイロを仕込んで公園に向かっています。寒いとつい「早く帰りたい」という気持ちが先だってしまうので、防寒対策は必須です。

元気な子どもたちに誘われ渋々出ていますが、いざ自然の中へ行ってみると、大人も懐かしい気持ちになったり、新たな発見をしたりと、意外と楽しむことができます。ぜひ子どもと同じ目線になって冬の自然遊びをしてみてくださいね。

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